第2回 |
コツ1 ハードルを下げる(排尿・排便) |
2013.09.12
*排尿・排便
お漏らしされたり、おむつがとれるのが遅れたりすると、気になりますね。そして、つい怒ったりしてしまいがちです。
でも、大事な事は、気持ちよく排尿・排便ができることです。これができなかったら、大変です。重大な病気が潜んでいるかもしれません。ですから、時間も場所もかまわず、まず、出た事を喜んでやってください。あー、気持ちよかったわね、と。
2、3歳までは、おむつもお漏らしもOK。3-4歳すぎても、おねしょは当たり前です。とくにおねしょの卒業は個人差が激しいのです。
*おねしょ:おねしょは、5歳になってもかなりの子どもがしています。もし、6歳すぎて毎晩2回以上するなら、ドクターに相談を。それまでは「起こさず、あせらず、おこらず」に様子をみてください。決して、夜中に起こさないこと。
おねしょは、抗利尿ホルモンの発達と関係しています。大人がおねしょをしないのは、抗利尿ホルモンといって尿の量を調整するホルモンが発達しているからです。このホルモンは、寝ているときによく分泌するのです。ですから起こすとホルモンの量が減って、逆におねしょが長引きます。
(参考『新・おねしょなんかこわくない』帆足英一著・小学館)